川上さんが
コンテンツプラットホームとしてのiPhoneの設計は間違っている
ってエントリーをあげてた。
僕も同感で、
よく「御社はiphoneアプリとかやらないんですか?
興味ないですか?」
って質問を受けると
儲からなそうだから今のところ興味がないって答えてる。
理由の多くは川上さんがいい当ててるところで
+
継続課金がないのでってところで。
エントリーの中で「いいたいこと」ってところにまとまっている話を自分なりにmixiアプリに当てはめて考えてみた。
(まだmixiアプリでわからない点が多いため、あくまで自分解釈)
・ コンテンツプラットホームではヒットコンテンツが十分にもうからないとダメ。
ここは正直まだわからないが、FacebookのCPをみているとzyngaとかは儲かっていそう。
マイクロペイメント対応と携帯対応がFBよりmixiのががんばっているので、
あとはmixiがアプリへどれぐらいユーザーを誘導できるかなのかな。
・ ちなみに儲かるクリエイターが存在できることではなく、たばねるパブリッシャー的な存在が儲かることが成立する必要がある。
FBでいうところのMochi Mediaというよりゲーム業界のパブリッシャーとディベロッパーのことを指していると思うんだけど、
mixiアプリの場合、アプリの開発と運営の過程においてパブリッシャーとディベロッパーの関係が成り立つとしたら下の質問と同意でンテンツプロバイダー側にブランドとユーザが蓄積する構造があって、はじめてディベロッパーとしてはパブリッシャーに託した方が全体としてビジネスがうまくいく構図になると思うけど、いまだとその構造は成り立たなそう。
後述する通りで。
・ プラットホーム上でプロモーション手段がなさすぎる。
これすごい重要。
ここはいまのままだとmixiアプリも同様だけど
・マイミクからのinviteという強力な導線
・アクションに対してフィードが飛んで行くというこれも強い導線
この2つが一番の違いだろうな。
インフルエンサー的な人を抑えると結構強いという。
あとはmixi上がCPにとってプロモーションの一番の場所になるはずで
結果、mixiが新たに得られる収益の少なからずの金額が
mixiアプリ提供社=CPという新たな広告主によるものになると
Happy。
そのためにはCPにとってmixiアプリがmixi上でプロモーション費用を払っても=普通に広告をだしても、
CPAと1顧客当たりの生涯収益=ARPU×継続期間
でビジネスが成り立つかどうかだろうな。
生涯収益の2割ぐらいでCPAが抑えられるといいなと思うけど。
この辺は着メロが来る時に一気にCM攻勢をかけるなどプロモーション戦略に長けている川上さんがこれをあげるのはすごいわかる。
・ ヒットしたときにコンテンツプロバイダー側にブランドとユーザが蓄積する構造が必要
これは売り切りであるiphoneに比べてmixiアプリの方が構造的にはやりやすいけど、ヒットしたときにどれぐらいユーザーの中で
あの会社の、あのアプリ的な視点や
2,3とシリーズものを出していく視点でアプリを提供できるかは未知。
特にシリーズものをだすような構造は少なからずFBにはなく、
アプリを改善し続けるという視点が強いし、
他の会社が類似のものを出してしまう傾向がある。
この辺はimodeとか携帯キャリアの方がずっとちゃんとやってる。
ヒットしたときに同じものをすぐにだせないだけでもだいぶ違う。
・ オリジナルコンテンツではなく、既にあるコンテンツの2次利用と競争させるプラットホームでは既存の大企業のコンテンツホルダーが有利。(正確にはそれすらも微妙だけど)
iphoneアプリはまさに。
mixiアプリは既存コンテンツの2次利用だとソーシャル性がないため、きついというのが大きいポイントかな。
ソーシャル性がないソーシャルアプリは終わってると思うし。
僕らとしても参入を検討する際に一番のポイントはここで
既存のゲーム業界のCPが強い構造だったら参入しなかったはず。
というわけでiphoneアプリと比べると
mixiアプリの方がいい点が多い気がするけど
(規模にしても)
なんとなくiphoneアプリの方が注目度が高くなっているのは
日本から世界へ!みたいなかっこよさだったり
1クリエイターが全米で1位をとったみたいな成功神話だったり
そんなところなんだろうな。
mixiアプリも、CPの中ですごいうまくいった事例がグランドオープンから半年ぐらいでポコポコと出るかどうかはすごい重要。
というかmixiアプリが成功するかどうかはかなりそこにかかっている気がする。
それにしても川上さんのブログの視点はいつも面白いな。
コンテンツ業界が長いこともあって、
視点が冴えてるというか。
川上さんとの面識って
たぶん数年前に麻雀をしたときぐらいしかないけど、
たぶん川上さんは覚えてないだろうな(笑)